シロアリの種類

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シロアリは、熱帯・亜熱帯の森林やサバンナを中心に、約2100種存在すると言われています。
サバンナで生活しているシロアリは、塔のようアリ塚を造ることでも有名です。日本では、22種の生息が確認されており、このうち建築物に被害を与えるのは、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロアリの「4種類」です。

ヤマトシロアリ

羽アリ
【体長】 4.5mm~7.5mm
【特徴】 頭は黒褐色、体は黄色、羽は暗褐色
兵アリ
【体長】 3.5mm~6mm
【特徴】 頭は黄色く、前方がやや濃色
働きアリ
【体長】 3.5~5mm
【特徴】 全体が乳白色
女王
【体長】 11~15mm
【特徴】 体は黄白色

寒さに比較的強く、北海道中部以南の日本全土に分布しています。
1コロニーの個体数は1~3万匹と、イエシロアリよりは少ないです。 乾燥に弱いですが、イエシロアリと違い、水を運ぶ能力が無いため、常に湿った木材や土中に棲息しています。 また、固定した巣は造らず、加害した木材を巣として利用します。
そして、乾燥や高温などで条件が悪くなると、生殖虫も含めてより好適な生活環境を求めて移動していきます。 一般的には、30℃以上の高温になると、地下部など温度の上らない涼しい場所へと移動します。

建物へは蟻道を加工して土中やコンクリートの表面を移動して侵入します。
主に地下からの侵入が多く、土台や柱の下部や、風呂場や台所、洗面所などの水周りに被害が集中します。 他にも、雨漏りや水道管、エアコンなどの結露があれば、そこから屋根裏まで加害することもあります。 被害場所は木材の腐りを伴うことが多く、食痕は汚いです。

羽アリは、地域によって差はありますが、主に4~5月の雨上がりの暖かい日の午前10時~正午の間に飛び立ちます。 家屋の周辺や、放置された木材、街路樹の添え木などのあらゆる場所から次々と羽アリが現れるため、被害箇所の確認ができます。

ヤマトシロアリは、日本でもっとも代表的なシロアリです。

イエシロアリ

羽アリ
【体長】 6.5~8.5㎜
【特徴】 頭は褐色・体は橙黄色・翅は黄色で透明。
兵アリ
【体長】 4.5~6.5mm
【特徴】 体は卵型で頭は黄色
働きアリ
【体長】 約5mm
【特徴】 橙淡黄色。
女王
【体長】 30mmに達する固体もあります。

比較的低温に弱く、九州や南西諸島、太平洋側の温暖な地域に生息しています。
30~35℃を好むと言われていますが、もっと低い気温でも活動します。

1コロニーの個体数は100万匹にもなり、加害の規模や範囲も広くなります。 巣の加工能力に優れているので、建物の地下や土の中に非常に大きな巣を作ります。 乾燥に弱いですが、水を運ぶ能力があるので、乾いた場所でも長い蟻道(蟻の通り道)を造り、木材を湿らせながら加害していきます。 加害の範囲は建物全体や、巣を中心に100メートルに及ぶ事もあります。 また、一般の家庭でも漏水や結露などの水場があれば地下とは関係なく巣を作ることが出来るので鉄筋コンクリートの建物の地上部分でも被害が増えています。

羽アリは6~7月の夕方に数万の固体が一斉に飛び立ちます。走行性(光を好む性質)があり、街灯や門灯などの灯りに飛来します。ここで女王と王が対になり、新しい巣を造り始めます。

イエシロアリは、世界中のシロアリの中で、もっとも加害の激しい種類です。

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